社員が気づく倒産の前兆とは

倒産の前兆

突然訪れる倒産というのも確かにありますが、場合によっては緩慢と倒産に向かっていく場合もあります。
このような状況は上層部では周知され動くことになりますが、下層の社員達には知らされないままということが少なくありません。
しかし、沈む舟に乗り続けているのは社員にとっても必ずしも良いことではありませんから、できれば早い段階で倒産の前兆を見抜きたい所です。

では、倒産が起こるのにはどのような前兆があるのでしょうか?
ここでは特に中小企業の倒産の前兆について見ていきます。

まずは、資金繰りが厳しくなっているような雰囲気を感じさせる場合が挙げられるでしょう。
例えば通常の期日よりも早く売掛金の回収を行ってくるような場合です。
子のような場合には不渡りが出ないように資金繰りをしている状態であることが考えられ、会社の危機が迫っていると考えられます。

また、意味のない会議の増加というのも一つの前兆と言えるでしょう。
会社としては何とかしなければならないと考えているものの、具体的な方策がないために焦りから会議を開き、結局無意味に終ってしまうというものです。
この状態はかなり末期に発生し易いので注視する必要があります。

ギリギリの前兆

より一層厳しい状態になると発生する前兆として、少人数私募債の発行というものがあります。
これは会社が無担保で発行する社債です。
金融機関からの資金繰りが難しくなると、一般からの収入を求めてこのような社債の発行が行われることになります。
この段階となると復活がかなり難しい末期的症状であることが考えられるでしょう。

さらに、上の人間の退職や転職が始まったらいよいよカウントダウンが始まっていると考えた方が良いかもしれません。
また、営業のトップのように情報収集能力に長けた人も、早い段階で泥船から逃れようとする傾向があります。
沈む前に舟から逃げることも肝心です。